カメラと星景写真の日々

まだ見ぬ星景写真を求めて

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【天体撮影記 第55夜】 新潟県 星峠 蛙鳴く、棚田の上に輝く、天の川

前回: 

starryheavens.hatenadiary.jp

 

 

どうもstarry heavensです。

見事な高気圧に覆われ列島各地は大快晴の週末でした。気温が高く空の状態として霞が出ており完全に良好な条件での撮影ではなかったですが雲一つない快晴の中での週末は久々な感じでした。

 

今回は、星の名前を持つ峠で新潟県にある星峠の棚田に天体撮影に訪れて来ました。

星峠の棚田は、天体撮影地でも以前から有名で訪れてみたい場所の一つでした。(いつも言ってますね笑)

こちらも上発地の桜と同様に去年訪れるタイミングが合わずに今年やっと訪れる事が出来ました。

新潟県での天体撮影はまだ少ないですが、天体撮影記第36夜で紹介した枝折峠に続き二度目の撮影になります。

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 新潟県の空は暗いので本当は何回も訪れたいのですが、いかんせん訪れるのに時間がかかるので開拓が進んでいません…。

この星峠の棚田と次の天体撮影記で紹介予定の駒つなぎの桜と天の川写真は自分の行きたいところのリストで車で行ける箇所としては残って場所なので今回訪れられてものすごい満足しています。

星を見るのや撮るのももちろん大好きですが、今は結構撮影地ならではの星景写真を撮る事も目的としており半分撮影地コレクターと化してる部分もあります笑

 

撮影場所の紹介

新潟県 星峠の棚田は「日本の里100選」に選ばれた松代地域にある棚田です。

棚田の数は大小含めて200枚近くあるそうで、水鏡や雲海が発生するために多くの観光客やカメラマンが訪れる場所です。

水鏡は季節としては春で雪が溶け始める4月下旬から6月と秋の10月下旬から積雪始めまでの間撮影出来るそうです。

2018年は気温が高く(この日の温度は30℃近くまで上がった)続く日が多かったので雪解けも早く水鏡のシーズンとしては早めだったのではないかと思います。

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↑星峠の棚田と朝の陽光

駐車場について

駐車場は全部で三箇所あります。

1.案内看板が立っている駐車場 (車は15台ほどの規模)

2.きゃっしいトイレの近くの駐車場(車は10台ほど)

3.きゃっしいトイレの道を奥に進むと途中分かれ道があり、坂があるのですがそこを登っていくと6台ぐらい止められる駐車場

基本的に雲海狙いなら1番目の駐車場、観光目的なら1番目の駐車場か2番目の駐車場、トイレの近くで安心したい場合は2番目の駐車場、棚田を俯瞰して撮影したい場合や天の川を撮影する場合は3番目の駐車場が良いと思います。

特に天の川を撮影する場合は方角的には3番目の駐車場の近くに撮影ポイントがあります。1番目、2番目だと天の川と棚田の組み合わせが微妙です。(ロケハンしてなくて最初1番目に停めていたのですが失敗でした)

トイレについて

撮影地としては、珍しくトイレがあります。管理もしっかりされていて綺麗なトイレだと思います。

 

撮影地の空の暗さ

新潟県の空は枝折峠でも体験しましたが本当に暗いです。関東からの光害は谷川岳などの山岳が阻むので長野や群馬で感じていた光害の影響をほどんど受けません。また、星峠の近くには大きな町などがないため天の川もはっきりと見る事が出来ます。

ただし、肉眼では光害はそれほど感じませんが、後ほど紹介します写真では地上部付近は光害の影響を受けている事がわかります。

光害マップ

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光害マップだと値は0.52と天の川が肉眼でも容易に見えるレベルです。ただ、意外だったのが前回の上発知の桜のポイントでは値が0.42で今回が0.52だったんですよね。

空の暗さの印象としては確実に上発知より星峠の方が暗い印象でした。

 

作例写真

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到着した時は、1番目の駐車場で天の川はさぁどの辺かなと探したら全然棚田と違う方向にあり焦りました。(きちんとロケハンしてないのが悪い)

その後に天の川撮影出来るポイントを探しつつ3番目の駐車場まで歩いていき棚田と天の川を撮影出来ました。

棚田全体と天の川を写すには3番目の駐車場が一番です。天体撮影に来てた人と多くはこの3番目の駐車場に集まっています。

 

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↑棚田と水面鏡

道路沿いから画角30mmで撮影してます。

いつも通りさそり座の頭を入れつつ天の川の中心を入れてる構図になります。もうちょっと天の川寝てる時間に撮りたかったのが本音です。

棚田に水がはっていたのでタイトル通り蛙の鳴き声を聞きながらノスタルジックな雰囲気に浸りながらの撮影でした。

実は 昔、カメラ雑誌で見たソフトフィルターを使った田んぼと天の川の写真がとてと綺麗だったので撮りたいという夢がありました。

特に今年は木星、火星、土星と天の川の近くに並んでいるのでソフトフィルターを用いる事でとても星々が強調され賑やかになります。 

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↑棚田に浮かぶ夏の大三角形

珍しい立て構図です。構図的には本当はこの二本の木の真上に夏の大三角形を配置したかったのですがどうも上手く当てはまらずに若干ずれています。

夏の大三角形の一番上にあるのがこと座のベガで織姫星、右下のはわし座のアルタイル(彦星)で天の川の両岸で共に七夕(7月7日)の夜にしか会うことが出来ないという七夕伝説で有名星です。

はくちょう座のデネブは七夕伝説には調べる限り関わってこないんですよね(間違っていたらすみません)

ちなみにwiki先生だと、七夕に遅れて昇ってくるのでデネブは「たなばたのあとぼし」や「あとたなばた」とか地方によって色々呼ばれているそうです。

ちなみに西暦10000年には北極星になると予測されているみたいです。

個人的に今のポラリスの配置が素晴らしいのでこのまま変わってほしくない気持ちはあります。

番外編:棚田の朝焼け

早朝近くまで飽きずに撮影してましていつの間にかに空が白んでいました。

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ふと、東の方角を見ると綺麗なグラデーションを描いてる空があり丁度いい感じの木と田んぼがあったので撮影してみると素晴らしい水面鏡の写真が撮れました。

この写真今回撮影した中でも最も気に入ってる写真になります。

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冒頭の写真ですがこちらは1番目の駐車場から棚田と雲海までとはいきませんが白い霧みたいなのが出ていたタイミングを撮影してます。

この写真を撮るのが目当てなのか多くのカメラマンは1番目の駐車場付近に集まって撮影していました。

 

勝手に撮影地ランキング

撮影地の環境:☆☆☆☆

空の暗さ:☆☆☆☆