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どうもstarry heavensです。
今回は天体撮影記ではなく久々に登山記で冬山に初挑戦してきました。
行って来た山は、冬山初心者向けとされている八ヶ岳連峰北部の北横岳という所です。
今回自分は冬山初めてということで装備を10万以上掛けて揃えましたのでその使い方等を確認するために北横岳を訪れました。
アイゼン、ピッケル等の使い方とその他問題点の洗い出し等のテストでしたが色々と改善点が見つかりました。
ちなみに今回G1XMarkⅢを持っての登山でしたがこのカメラほんと登山カメラとしては最高です。軽いし写りも悪くないし、ミラーレスなんて要らんかったや…って思うぐらいのカメラでしたね。というか記録写真を撮影するにはとても便利です。
キヤノン PowerShot G1 X Mark III PSG1X MARKIII
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目次
1. 北横岳について
八ヶ岳連峰北部にある山で、北横岳の北は同じ八ヶ岳連峰北部に横岳という山もありそれと区別するために便宜的に呼称されているそうです。
元々は900-700年前に噴火している山で一応活火山認定されています。また、火山独自の溶岩流と溶岩円頂丘から成り立っています。
山頂については南峰と北峰があって標高は南峰が2471.6mで北峰が2480mで北峰の方が若干標高が高くなっています。
森林限界は山頂付近だけとなっており、登山としては森林の中を進んで歩いて行く感じですが冬ですと樹氷が見ながら登山出来るので面白い山です。また、スノーシューの体験コースもあるそうです。
2. 北横岳までの行き方
まず、車だと中央道の諏訪ICか諏訪南ICで降りて北八ヶ岳ロープウェイ乗り場まで目指します。北八ヶ岳ロープウェイまでは除雪もしっかりされていますが冬用タイヤを装着しての乗り入れとなっています。
バスですと中央線「茅野駅」下車の茅野駅西口アルピコ交通バス乗り場 2番のりば「北八ヶ岳ロープウェイ」行きで約60分で到着します。
また、北八ヶ岳ロープウェイにはスキー場も併設されていて、乗り込みの際はスキー客と一緒になります。
値段は大人が往復1900円ですが北八ヶ岳ロープウェイのホームページで割引券を印刷してくと200円割引されます。
北八ヶ岳ロープウェイHP:北八ヶ岳ロープウェイ|蓼科、八ヶ岳の観光スポット・トレッキング・バリアフリー対応
山頂麓駅(標高1771m)から山頂駅(2237m)まで7分で上がることが出来ます。
山頂麓駅から北横岳まではコースタイムは登りが70分、下り60分となっていますが早い人だとかなり早く行けると思います。また、急登も少なく本当に冬山登山の初心者向けと感じられるほどでした。
しかし、初心者といえども北横岳で遭難死亡事故(滑落事故)も2015年に起きているのでかなりの注意が必要です。
3. 北横岳登山記
本当は北八ヶ岳ロープウェイが動き始める9時に到着したかったのですが今回は遅れて北八ヶ岳ロープウェイについたのは午前10時です。
冬山だと日照時間が少ないので午前10時から登るのはちと危ないんですよね。
行程が長い冬山の場合だと7時前ぐらいから登り始めないといけないです。
今回の反省点ですね。
スキーの季節ということでロープウェイの稼動間隔は10分ごとでした。
ロープウェイを7分乗って山頂駅に到着すると長野県で義務されている登山届けを出してからの登山になります。
天候は写真だと晴れているけど曇り優勢な天気模様でした。
登山道はトレースが付いていてコースはわかりやすかったです。
少し歩くと雪山ならではの風景が広がっていました。
風が強いせいで草木が生える方向が一方向に向いている状態になっていました。ただ、今年は雪が少ないせいかそれとも気温が高くて溶けてしまったのか樹氷は少なかった印象です。
ところどころうさぎの足跡みたいなのも付いてたけどこの時期に何食べてるんだろ?
登山道はこのような感じで、アイゼンがあれば登りは楽そうな感じでした。
無くても一応登れるほどのレベルです。
少し登ると木々の隙間から広大な風景を見る事が出来ます。
もうちょっと青空が広がってたらとても美しい雪山風景が見られたと思うと残念…。
しばらく歩いていると少し青空が見えてきました。
八ヶ岳ブルーと呼ばれる青空、雪山は独特の空気感があって嵌る気持ちは今回の登山でよくわかりました…。
50分ほど歩いたら北横岳ヒュッテに到着。ここは予約された場合のみ空いているそうです。北横岳ヒュッテの側にはトイレがあって利用料は100円だそうです。
ここでアイゼンを装着して山頂へと出発
もうちょい早くアイゼンを装着しても良かったかも?
道中には群馬の山の中でも目立つ荒船山も見れました。
北横岳ヒュッテから歩いて10分で頂上に到着出来ます。拍子抜けするぐらい近かったですが最後の急登はアイゼンがないとやや厳しい感じでした。
アイゼンといっても軽アイゼンでも充分な感じです。
山頂到着!どんよりとした雲に包まれています。右横に見えるのが蓼科山になります。
このまま、北横岳の北峰へ
北峰までは南峰から3分ほどで行く事が出来ます。ほぼ平坦な直線ルートなのでかなり楽です。
北峰と浅間山山系
浅間山からは僅かにですが噴煙が上がっているのが見えました。
こちらは一眼の広角レンズを使って撮影しました。
眺めがいいのは北峰の方で浅間山や蓼科山などを見る事が出来ます。
夏場はここで天体撮影も良いかもしれませんね。
蓼科山と青空
奥の方は冬型なので雪雲がたくさん
そう言えば冬山の手袋に関しては薄いのとアルパイングローブという厚手のグルーブの二重にしています。
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写真を取るときだとアルパイングローブだとまず撮れないの写真撮影の時だけ薄手の手袋にして撮影します。けど、薄手の手袋にすると指先がすぐに冷たくなってしまいます。この時の気温はマイナス5℃ぐらいでしたが、夜間のマイナス20℃の中の天体撮影とかだと不安ですね…。動いているうちはいいんですが
この後山頂で何枚か写真を撮影した後下山
途中北横岳ヒュッテのベンチでお湯を湧かしてカップラーメン食べましたが流石にマイナスの気温の中だと水が沸騰するのに時間はかかるわ外に置いていた水がすぐに氷付くやらで色々と大変でした。
個人的にはジェットボイルバーナー欲しいんですがこれ高いし重いので凄い悩みますね。でも他の人が使ってるのを見ると本当にお湯が沸く速度が断然違うのである便利なのは間違いないです。
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最後はロープウェイの待ち時間にコーヒー飲んでのんびりとしていました。
4. 番外編(スノーシューについて)
八ヶ岳はスノーシューを装着して冬山を歩ける場所が多く自分も当初MSRのスノーシュを購入しようかなと思っていたのですが思った以上に高く(2万円から5万ぐらい)
他に何か良いものないかなとブログとか色々調べていた所自衛隊でも使っているという噂のスーパーカンジキという物が充分使えるという事で購入しました。
値段も4千円とめちゃくちゃ安価なんですよね。
スーパーカンジキを装着したときはこのような感じで、面積的には通常のスノーシューよりあまり効果がないように見えますが実際に使ってみると結構効果がありました。
カンジキを付けていない状態ですと膝下ぐらいまで埋まってしまいますが
スーパーカンジキを付けて歩くと全く埋まりません。いやここまで変わるとは思いませんでした…。ただ、雪質によっては変わってくるかもしれないので今後も他の所で試してみたいかと思います。
あと、スーパーカンジキの良い所ってプラ製なので軽いところなんですよね。登山バックにつけても特に気になる重さではなくいざという時に使えるのでありがたいです。
ただ、プラ製なので劣化するのですぐに買い替えって感じにもなるかもしれませんが壊れた時にまた報告します。
ちなみに同じカンジキでワカンというアルミ製の輪っかみたいなのでを足に付けるタイプもあってそっちはアイゼン付けたまま装着出来るみたいです。
おわり
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