カメラと星景写真の日々

まだ見ぬ星景写真を求めて

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【夕景撮影記】 江川海岸の海へ続く電柱と夕焼けを撮影してきました。

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折角の三連休、本来は山行を楽しむ予定でしたが、お昼には雷雲が発生する予報を見て計画中止に…。

そんなわけで早速三連休一日目から予定が無くなってしまったので以前というかかなり前から気になっていた江川海岸の海中電柱を訪れてきました。

ついでに新しく購入したシグマ ART 14mm F1.8 DG HSMの初陣も!

 

 

1. 江川海岸の海へ続く電柱とは?

元々下の写真にような海へ続く電柱は千葉県の金田海岸、久津間海岸、江川海岸の三箇所にありましたが、現在では、金田海岸の電柱が撤去され、久津間海岸、江川海岸の二箇所のみとなっています。

ではどうして海へ続く電柱があるかというとこの海岸のどれもが潮干狩りで有名な海岸で、夜間アサリ等の密漁を監視するための小屋(後ほど写真で紹介)に電気を送るため設置されたそうです。

ただ、現在では電柱が使われておらず、風化が進み将来的には撤去される可能性がかなり高いです。(実際に金田海岸は3年ぐらい前に撤去されている)

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そもそもこの江川海岸は以前そこまで注目されていませんでしたが、日本のウユニ塩湖と呼ばれSNSでの拡散とマスコミ等に取り上げられ現在ではツアーに組み込まれるほど有名になっています。

ただ、人が増えたせいで電柱に登ったりやらかす輩も来てしまい現在は電柱近くまで立ち入りできなくなってしまっています。(人が増えるとマナーが悪い人も増えてしまう)

特に江川海岸はアクアラインからかなり近い場所なので都内からアクセスしやすいってのもありますが…。自分もその恩恵に預かってるので何も言えないですが

2. 江川海岸への行き方

アクアラインの木更津金田から降りて車で10分ほど進むと到着できます。

潮干狩りのオフシーズン中でも駐車場が開放されています。駐車場は50台ぐらいは停められるような感じでした。途中の道が狭いので注意が必要ですが。

 

☆地図:

 

3. 江川海岸を訪れる時期はいつがいい?

今回、夏の湿った空気の中での撮影でしたのでクリアな写真は撮れませんでした。

冬場の澄んでいる空気で撮影するのがベストですね。特に冬晴れの時は富士山と電柱とかも撮影できるみたいです。

ただ、海沿いなので風が強い!つまり冬場だとめちゃくちゃ寒いはずです。なので、デートとか観光とかだと夏に訪れた方が過ごしやすいかもしれません。

 

4. 江川海岸の海へ続く電柱と夕焼け写真

現地に到着したら既に大勢の人で賑わっていました。

特に下の写真の右のところを見てもらえばわかるのですが50人近くの人がいます。

三連休ってのもあるかもしれませんがそれでも普通の撮影スポットではかなり多い方です。

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↑シグマ ART 14mm F1.8 DG HSM

撮影場所としては正面から撮影するのもするのが定番ですが、上の写真のように夕日と絡めて撮るのが良さそうです。横からの方が人が少ないのもポイント高いです。

そして、シグマ ART 14mm F1.8 DG HSMを早速しようしましたが、超広角14mmの描く風景は素晴らしいですね。広過ぎて海へ続く電柱が小さく見えますが笑

他にも歪みが少なく開放時の解像度も高いのと意外とフレア、ゴーストもしっかりと対策されている印象でした。(昔のシグマ14mm f2.8も実は持っていた事があるのですがそれよりも全然使える!)値段も17万円とお手軽!(純正でこのスベックだと30万は超える)無理して買ったかいがありました。

早く天気がいい日に天体撮影に使いたいです。

後ほどレビュー記事も書こうかと思っているのでその時にまた使ってみた感想を書いてみたいと思います。

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↑シグマ ART 14mm F1.8 DG HSM

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先で述べた監視小屋が写っている写真になります。海のど真ん中に監視小屋が建てられていてそこに送電するために電柱が建てられているのがわかります。

入道雲がもくもくと湧いていて夏を感じる風景でした。地上部が晴れていて入道雲単体であればもっと良い写真になったかもしれません。

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↑縦構図ver

●工場夜景と電柱

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海へ続く電柱の先にある工場はグーグルマップを見ると大同特殊鋼の工場

この日は風が強かったため、拡大すると風景が結構ぶれています。

 

5. まとめ

ずっとずっと前から気になっていて行けてなかった場所で電柱が撤去される前に行く事が出来て良かったです。この場所は夕焼けや工場夜景と色々撮影できるので良い場所でした。ちょうどこの日は横浜で花火大会が開催されていて対岸からは小さいながらも花火を鑑賞することが出来ました。