前回↓
仕事終わりの金曜日夜から土曜日朝の茨城県の撮影が終わり帰宅後に睡眠を取って静岡県へと向かいました。
金夜、土夜と両方とも天気に恵まれておりせっかくの月明かりのほとんどない日だったので思わず両方出掛けてしまいました笑
こちらも前回の茨城の神磯の鳥居と同様に以前から調べていて行きたかった場所である南伊豆の某場所へ。
この場所の作例は、ネット上ではあまり上がっていなくどの程度の天の川が見れるのかとあいあい岬よりは下田寄りにあるために光害の影響がどれほどあるかなどの不安点もありましたが、実際に訪れてみると東、南側の空は予想以上に暗かったです。
この場所は、駐車場からすぐに星空を見る事も出来ますので観測にも向いています。
観測は東から南側が開けていますが北側は下田の光害の影響が結構あります。
また、トイレや自動販売機もあるので初心者の観測には優しい場所だと思います。ただ、近くにある自動販売機の光が強くこれを遮る布とかがないと結構まぶしいです。
(実際に自動販売機に布を被して光が拡散しないようにしてる人もいました。)
撮影範囲も広く今回は駐車場付近からの撮影がほとんどでしたが灯台の近くや海辺の近くなどからも撮影出来そうなのでもう何度か足を運んでみようと思える場所でした。
作例写真
「灯台の直上に銀河を」
この灯台の下までは行けますが今回は少し望遠気味の広角で切り取りました。
「星空キャンプへの誘い」
丁度、いい位置にテントがありましたのでそれを入れて撮影。
正直テントを持って行ってテント泊すればよかったなと後悔しています…。
こんな星空の元上手いコーヒーかお酒飲みながら何かを食べて語り合うとか最高でしょ。
「朝焼けの中に浮かぶ天の川」
自分が最も好きな時間帯です。夜明け前の天の川は空の色がやや青みがかった綺麗な色になります。ただ、僅かな薄明時しか撮れないので構図をきちんと決めておかないとあっという間にゴールデンタイムは終わってしまいます。
ちなみに上記写真三枚は3月の1週目での構図で撮影時間は3時から5時の間に行っています。ご参考程度になれば
朝焼けの写真も撮ろうかなと思ったのですが流石に二日連続の徹夜と帰り道が長いので即撤収してしまいました。
天気もよかったのでこのまま残っても良かったかもしれません。
千葉や茨城で撮影した天の川写真では現像する時にある程度の限界がありますが伊豆での天の川写真は結構無理な現像を行っても問題ないように感じます。
やはり暗い空で撮影した後の天の川の現像は本当に綺麗に仕上がります。
最後に、この場所でも白色LEDを多く使っている方がおりましたが、なるべく赤色のライトをご購入していただき非常時を除いて白色LEDは使わないようにしてほしいという思いはあります。(これも自分勝手で恐縮ですが…)
あと、これから桜と星空の時期ですが多分LEDを桜に当てる方もいるとは思われますがトラブルになる可能性があるので気をつけてください…。(言い争いになってるのを見た事がありますので…)
以上になります。
使用機材
EOS 6D改+TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di VC USD
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