先週の富士山に引き続き今回も3000m級の乗鞍岳へ登山に行ってきました。
3000m級ですが実際にはバスで畳平(2702m)まで登れるので標高差は300mほどなく登山自体は楽な山です。(一応3000m級なので装備はある程度しっかりした方がよいのと人によっては高山病になる人もいます。)乗鞍岳について→乗鞍岳 - Wikipedia
バスは大人往復2500円でした。
平成15年5/15まではマイカー規制が行われるまで、2702mの畳平まで車で行けましたが現在は環境保護のために行けなくなっています。当時の夜間は天体観測で賑わっていたらしいです。確かに標高2702mだと富士山五合目よりも標高が高いのでとても美しい星空が車で見に行けたと考えると羨ましいです笑
ただ、マイカー規制のおかげで夜の駐車場は静かで駐車場に寝転びながら星を見る事ができるようになったそうです。
畳平から乗鞍岳の剣が峰へ
畳平から乗鞍岳の頂上の剣が峰までは1時間半ほどで行けます。
なので、小学生ぐらいの子供でも軽く登れてしまう山です。(実際に山登りでは小さな子供も登っている方がたくさんいました。)
登山時天候はあいにくの曇り多め、晴れ少なめ。
正面の最高峰の剣が峰がちらっと見えたり見えなかったりしていました。
雲が切れると見事な青空が広がってくれます。標高が高い所の青空は宇宙が近い感じがします。というか青の濃さが地上に比べて本当に違う!
天井の池「権限池」。この場所は夜に来て星と一緒に撮ったらとても画になる場所だと思います。青空は差し込むと池は見事なブルーに染まりますのでスカッと晴れた日にまた期待場所です。
権限池を横目に朝日岳、蚕玉岳を登って行くと頂上の剣が峰へ到着。
ほんとあっという間でした。先週の富士山登ってからこの距離だともう終わったの?って感じでした。
山頂には乗鞍本宮があって登頂記念品などが売られています。
↓山頂から朝日岳、蚕玉岳方面を
↓山頂から権限池:山頂から権限池を撮ると幻想的な世界になっていました。
↓下山中風景:雲が抜け雲海が見えているなか下山
↓畳平より不動岳:夕刻16:00頃に畳平に到着。この頃は晴れていました。
今回は久々に宿を取りました、場所は白雲荘という所で天体撮影する人にとっては有名な山荘です。山荘のご主人も天体撮影をしていてとても優しい方でした。
それと山荘内には数々の天体写真も飾っておりそれを見るだけでも充分楽しめます。
あと、夜は飛騨牛すき焼き、お風呂も木のお風呂なのでとても心地よく過ごせる場所でした。
このまま夕食を食べて夜間に天体撮影をしようかと思いましたが残念ながら畳平は雲に覆われてしまい今回は天体撮影はできませんでした…。本当に悔しいので再チャレンジしたいです…。
早朝の乗鞍
星が撮れなくて不貞寝して起きたら朝の四時半頃。朝日を撮ろうとして起きたら少し晴れてる!でも、すぐにガスってきました…。そのから2時間ほど経って朝食を食べている最中に再び天候が回復してきました。
↓この度宿泊した白雲荘。ご主人がとてもいい人でした。
↓早朝の乗鞍
↓白雲荘の真っ正面にある富士見岳を登る。
見事な雲海が広がっていました。
↓北アルプス方面には槍岳など北アルプスの山々が姿を現してくれました。いやー本当に綺麗…。富士見岳はあまりにも綺麗な景色すぎてずっとその場にいたい気持ちに陥りました。
↓ハイリゲンシャイン(稲田の後光 - Wikipedia)も見る事が出来ました。ハイリゲンシャインとは太陽を性にして朝露のある草原や水面などを見る時に影の周囲に見られる光輪現象で大気光学現象の一つだそうです。
↓朝のコーヒータイム
下山して朝のコーヒーとアップルパイを食べました。スカッと晴れた青空の下で飲むコーヒーは格別ですね本当に…。
以上乗鞍レポートでした。
機材メイン:OM-D E-M5MarkⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO